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先人の知恵と歴史が詰まった
青森県の刺繍工芸こぎん刺し

青森県のこぎん刺しには、決して美しさの追求ばかりが詰め込まれているわけでもありません。基本的に、多くの織物はそういった背景のもと生み出されていることでしょう。ですがこぎん刺しに関しては、厳しいしきたりの中でいかに生き抜くか、豊かな気分を楽しめるか、そんな先人の知恵と工夫も大きな割合を占めています。

まず、こぎん刺しは織物工芸ではありません。「刺し」という言葉が含まれる通り、刺繍工芸となっています。既存の布地に白い木綿で手刺しをおこない、文様を描いていきます。一般的なものと異なり、布地の緯糸に沿って縦糸の本数を数えながら進めていくという点に大きな特徴があります。

こぎん刺しには、大きな手間暇が込められています。糸よりに始まり、藍染や草木染、化学染めといった染め作業、織りの作業、成形、こぎん刺しの肝である刺繍、そして最後に仕上げをおこないます。入念におこなおうと考えれば、刺しの作業だけでもはがきサイズ1枚分あたり1週間もかかるというのですから、まさに職人技です。

また、同じ青森県内でも地域によって呼び名や特徴が異なるところもこぎん刺しならではです。弘前市から見て西側、西目屋村・旧相馬村・弘前市船沢地区・弘前市小沢地区あたりでは、縞模様が特徴的な西こぎん、黒石市・旧尾上町・旧平賀町・弘前市石川地区では太目の麻糸をもちいた東こぎん、旧金木町を中心とした、旧木造町・旧車力村では太い三筋が目を引く三縞こぎんと呼ばれています。

それでは最後に、冒頭でも少し触れているこぎん刺しの歴史を紹介します。こぎん刺しが誕生したのは、江戸時代のことです。当時、津軽こと青森県の農民は木綿を着ることが許されていなかったそうです。そこで、麻の生地に木綿で刺繍を施して、麻を着ながら木綿もまとえる工夫を編み出したのです。寒い冬を乗り越えるため、そして身分の差に負けないための先人の知恵といったところでしょう。現代では、着物や筆入れ、財布、バッジなどあらゆる物のデザインに活用されているこぎん刺しですが、当時は生き抜くためになくてはならない技術でもあったのかもしれません。

青森県女性の物を大切にする思いから
生み出された、南部裂織

おごそかで落ち着いた風合いが多い昔ながらの織物ですが、南部裂織については一風変わった印象が感じられます。南部裂織と書いて、「なんぶさきおり」と読みます。青森県で生み出された、布を裂いて緯糸にする独特の裂織という技法のひとつです。原材料は、何と着古した着物や古布、端布です。これらを捨てずにリサイクルして、端切れそれぞれの色味を活かしてカラフルに仕上げた生地こそが、南部裂織の大きな特徴となっています。

木綿糸を経糸に、そして細く裂いた布を緯糸にして、地機で織っていきます。でき上がった布は、主に炬燵がけとしてもちいられていたそうです。カラフルさが印象的な南部裂織をあえて炬燵がけにする、これには深い意味があります。

まずひとつは、薄暗い農村の家を、少しでも明るい雰囲気にしたいという思いです。鮮やかな南部裂織は、電気がない、もしくはまだ貴重であった時代の居間で明るい気分を演出していたことでしょう。そしてもうひとつは、赤い覆輪に火伏せの力があると信じられていたためです。火事の原因になることも多い炬燵だけに、火伏せのイメージはぴったりだったのです。

ですが現代においての用途は、炬燵がけだけに留まりません。カラフルな生地の特徴は、ファッションを彩るアイテムとしてもぴったりです。そのため、かばんや小物入れ、スリッパなど、現代の人が気軽に持ち歩いたり活用できる生活具にも広く取り入れられています。先人の知恵と南部裂織ならではのカラフルさが共存するだけに、おしゃれでありながら奥深みのある、絶妙な仕上がりが特徴的です。

最初に南部裂織が作られ始めたのは、江戸時代のことでした。かつての青森県で、木綿や古手木綿は北前船で運ばれてくるものに限られていたため、とても貴重であったそうです。そこで、端切れも粗末にしてはならないという思いから、実用的な南部裂織を生み出したのです。炬燵がけのほか、夜着や仕事着、帯、前掛けなども作っていたそうです。先人のもったいない精神が詰まった、温かみある工芸品といえるでしょう。

青森県の県庁所在地、
青森市で着物を買取に出すなら

青森市は、青森県のちょうど中心のような位置に広がっています。各所へのアクセスがよく、また眼前には青森湾も広がっています。そんな立地もあり、県庁所在地としての役割を担っています。面積も約825キロ平米と県内でトップクラスで、大きな賑わいが感じられます。特に象徴的なのは、全国的にも有名なねぶた祭です。青森県のみならず、東北の風物詩といっても過言でないねぶた祭の舞台となっています。シーズンになると、毎年国内外から多くの観光客が訪れ活気を帯びます。

観光面では、自然の魅力が特に豊かです。日本の重要湿地500に含まれる八甲田山湿原群や陸奥、森林浴の森100選に選定されている浅虫生活環境保全林、市の天然記念物である田代平湿原植物群落など、貴重な風景が数多く堪能できます。また史跡も豊富であり、歴史に触れる上でも魅力的です。特別史跡の山内丸山遺跡、国の史跡小牧野遺跡など、見ごたえあるスポットが少なくありません。

そんな青森県で着物買取を検討する際には、事前の準備をしっかりおこなっておいてください。歴史の色濃く残る青森県に住まう人の中には、先祖代々受け継いでいる着物を大事にしているケースも少なくないことでしょう。より良い条件で手放すためにも、ポイントを確認しておきましょう。

たとえば、着物の買取相場は重要です。青森県であれば、高い物で10,000~100万円、安い物では100~10,000円といった具合に、結構幅がみられます。状態が良く、人気が高いものであればあるほど査定も期待が持てるでしょう。特に作家ものについては、人気や知名度によって高額査定がつきやすい傾向にあります。

また、効率的な買取方法も大事です。おすすめは、出張買取できるところです。青森市は、青森県内でも有数の面積を誇るため、大事な着物を運ぶのは大変でしょう。出張タイプなら、楽に査定してもらえます。特に、出張料等諸費用無料、取引事例豊富といったところは安心です。

買取エリア

青森市/上北郡(おいらせ町/七戸町/東北町/野辺地町/横浜町/六ヶ所村/六戸町)/北津軽郡(板柳町/鶴田町/中泊町)/黒石市/五所川原市/三戸郡(五戸町/三戸町/新郷村/田子町/南部町/階上町)/下北郡(大間町/風間浦村/佐井村/東通村)/つがる市/十和田市/中津軽郡(西目屋村)/西津軽郡(鰺ヶ沢町/深浦町)/八戸市/東津軽郡(今別町/外ヶ浜町/平内町/蓬田村)/平川市/弘前市/三沢市/南津軽郡(田舎館村/大鰐町/藤崎町)/むつ市