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着物買取業者ランキング【おすすめ3選】

庶民の最初の贅沢となった
鯖江市の特産品だった石田縞

鯖江市は、福井県の嶺北地方の中央部に位置する市です。この鯖江市は、鎌倉時代には誠照寺の門前町として発展していた事もあり、昔から賑やかなエリアとなっておりました。江戸時代には、鯖江陣屋を中心とした陣屋町となり更なる発展をもたらしました。近年ではメガネや業務用の漆器などの生産が主流となっており、鯖江市のキャッチコピーは、「めがねのまちさばえ」と全国的にメガネをおしています。鯖江市では、市全体の高齢化などの問題が顕著になって来ている事から、女子校生の視点を借りて街を活性化する鯖江市役所JK課やオープンデータを使ったデータシティ鯖江など色々な取り組みがなされています。

この鯖江市で有名なのが石田縞です。この石田縞は、繊維業が盛んな福井県を代表とする織物です。その証拠に、こちらの石田縞は鯖江市の指定無形文化財に登録されておりますし、福井県の伝統工芸品にも認められております。この石田縞は、最初は農民の方の副業として始められました。この石田縞が広まるまでは、農民などの庶民の人は非常にリーズナブルな麻の服しか着る事が出来なかったという事もあり、庶民の人が無理なく購入する事ができる綿製品として人気がでました。石田縞の特徴としては、庶民の人でも無理なく着る事ができたリーズナブルな価格、農作業をしていても邪魔にならない通気性の良さ、何着も買い替える事ができない庶民の方にもメリットの大きい丈夫さという物があります。

石田縞は、鯖江市を代表する産業となり、最盛期には福井県内だけでなく全国各地やお隣の韓国や中国などにも輸出されていました。明治時代の初期までは順風満帆だった石田縞も、機会化が徐々に浸透したり、中国からリーズナブルな綿などが輸入されるようになってきた為に、一時期はまったく製造されなくなりました。そのため、現在の鯖江市では綿の栽培がおこなわれておりません。しかし、歴史から姿を消してしまった石田縞を復活させようと有志の方々の力によって昭和45年に復活しました。平成の現在でも石田縞の文化は鯖江市繊維協会によって守られております。

浴衣の帯の造国内シェアNo.1の小杉織物株式会社が
活躍するきっかけとなったふるさと創造プロジェクト

福井県では、地方の高齢化などの問題に対処するために「ふるさと創造プロジェクト」を平成25年から始めています。このふるさと創造プロジェクトは、福井県内の市町村が、オンリーワンでありナンバーワンのふるさとを作るために取り組むプロジェクトとなっており、これまでの歴史や文化、地域資源などを活用し、魅力的なふるさとを構築するよう働きかけています。歴史を深く知っているご年配だけでなく、全く歴史を知らない若者の行動力や視点なども交えながら、老若男女に関係なく全ての人を巻き込んで活動しています。

これまで福井県内では、このふるさと創造プロジェクトを利用して様々な活動が行われてきました。数々のプロジェクトの中でも敦賀市の博物館通り賑わい創出プロジェクトや勝山市の白山平泉寺全国発信プロジェクト、坂井市の三国湊町家活用プロジェクトなどは大きな成果をあげています。このふるさと創造プロジェクトを利用して作られているのが小杉織物株式会社の帯です。小杉織物株式会社の帯は、浴衣帯の製造国内シェアがナンバーワンとなっており、年間で150万本以上も出荷しています。

小杉織物株式会社の帯は、平成11年にふるさとプロジェクトの補助を受け、無縫製リバーシブル浴衣帯の製造技術を開発し生産効率をアップさせる事ができました。現在では、徐々に技術開発が進んでおあり、当初は4種類しかなかった糸の種類も色柄無縫製浴衣帯製造技術の確立によって最大で15色の糸を使えるようになりました。外国の方やコスプレの方など従来はあまり浴衣を着ないような方であっても気軽に購入する事ができるようなリーズナブルな浴衣用の帯なども販売しており、多くのユーザーに愛されている会社です。

日本国内の浴衣の帯の消費数は年間で180万件と言われている中で、ここ小杉織物株式会社は年間で150万本の帯を製造しておりますので、その大半が小杉織物株式会社の帯という事になります。これだけ多くの実績を残せているのも、福井県が行ってきたふるさと創造プロジェクトの成果だといえます。

日本国内でもトップクラスに繊維産業が盛ん
福井県の繊維産業の歴史をご紹介

福井県の坂井市丸岡町は、福井県の北の方にあるエリアです。坂井市は、全国的にも有名な古城丸岡城や東尋坊など人気の観光スポットがある事でも知られております。近隣には日帰り温泉の休暇村越前三国や越前松島水族館などもあり、多くの観光客でにぎわいをみせています。

福井県の坂井市丸岡町の特産品は、坂井産大豆を100パーセント使って作られた「古城味噌」や大臣栄誉賞を受賞した銘菓「霞城の月」、「越前竹人形」などが有名ですが、昔から繊維産業が盛んだった福井県らしく3分で着物を着る事ができる「ARAIYA KIMONO」や着物帯の国内生産ナンバーワンシェアを誇る小杉織物株式会社など繊維系の特産品なども人気となっております。珍しい所ですと、「越前織」や「マジックテープ」、「メダルの首掛けひも」なども沢山の需要があります。

そもそも福井県が現代でも繊維産業が盛んとなったきっかけは、福井県内は、全国的に見てもすぐれている温暖多湿な気候にあったと言えますが、西暦2世紀から3世紀ごろに大陸から移民してきた人達の妻や娘さんたちが専業主婦の傍らで行ってきた絹織物です。奈良時代には、福井県は全国でも有数の絹織物の産地となっておりました。その後は、戦国時代には朝倉家がこの土地の絹産業を保護し、足利将軍家への献上する物として大事にされてきました。また、福井県はその優れた気候にあぐらをかくのではなく、明治以降にも積極的な技術開発や最新鋭の設備の導入など、日本国内の繊維産業を牽引してきた立役者をなっております。

戦後は、敗戦の混乱であったり、石油ショックなどの影響によって大きな打撃を受けた事もありましたが、それでも福井県民の頑張りによって、何度も蘇ってきました。現在でもその精神は引き継がれており、衣料分野以外で高品質素材の開発に取り組んでいたり、環境に優しいエコロジー素材の開発、リサイクル分野へのチャレンジなど繊維分野のトップを独走している状態になっております。

買取エリア

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