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着物買取業者ランキング【おすすめ3選】

大人が楽しめるかわいらしさが特徴、
兵庫県の丹波木綿

黒豆で有名な兵庫県丹波地方ですが、丹波木綿についてもとても魅力的です。兵庫県の奥深い地域である丹波は、農作に適した土地です。そのため、古くから綿の栽培も盛んであり、木綿織物が発展したそうです。現在も積極的に製造されており、兵庫県を代表する伝統工芸品のひとつとなっています。

木綿といえばやさしい風合いが印象的ですが、丹波木綿もまたその特色を活かして作られます。軽いさらっとした雰囲気に映える、縞や絣の柄が基本となっており、暑い季節に使う生地として何とも涼しげです。

素材は、採集して乾燥したぜんまい綿が基本となります。まずわらをしのぶ竹に巻いて、ジンキを作っていきます。そして整型ののち、かせにかけてちきりに巻いていきます。さらに染まった糸を枠に巻き戻して、もぢりに通し完成です。この木綿を紡ぐ作業は丹波に古くから伝わる伝統となっており、「篠山地方糸紡ぎ唄」というのも伝わっています。

やさしく軽い風合いを活かした、かわいらしい仕上がりのものが多い点も丹波木綿ならではです。女性的な色味やデザインを採用したハンカチや帯などは、現代の感覚でも魅力的に感じられるため、人気となっています。ピンクやクリーム、モスグリーンといった現代的なカラーも取り入れて、古くからの伝統を引き継ぎつつも古さに縛られ過ぎない、そんな展開が好評を博しているのです。

丹波木綿のはじまりは、江戸時代宝永年間といわれています。篠山市栗柄の里に伝わる伝統技術を活かし、地元の素材で木綿を作り始めたのがきっかけだそうです。農業が盛んな丹波でしたが、農閑期にあたる冬の時期の仕事として、農家の嫁や娘がひとつひとつ手作りしていました。

一時製造は中断されていましたが、1973年頃から同地区において機織り機を使った生産が再開され、また広がっていきました。そんな活動が実り、1976年に農家高齢者施設を設立、さらに1996年には兵庫県の伝統工芸品、2004年に希少伝統的工芸品の顕彰を受けるまでに至ったそうです。

兵庫県播州地域の
色鮮やかな藍染技法、播州山崎藍染織

播州とは、現在でいうところの兵庫県宍粟や姫路あたりの呼び名です。この播州では古くから藍の生産が盛んで、藍染でにぎわっていました。そんな中で誕生したのが、播州山崎藍染織です。数ある藍染めの中でも何とも鮮やかな藍が特徴的となっており、涼しげで、それでいて奥深さが感じられてなりません。織布の質感それぞれでさまざまな表情を見せてくれるため、飽きがこないというのもポイントでしょう。_

とはいえ、せっかくの魅力的な播州の藍染ではありますが、残念ながら昭和初期頃より生産はされなくなっていました。時代の変化、需要の変化に伴い、必要性がなくなってしまったのです。そんな中昭和後期に入り、現地に住んでいた人物が播州山崎藍染織の魅力を知り、独自に修行を重ね会得したそうです。その努力の甲斐あって、播州山崎藍染織はまた再度存在感を取り戻し、世に広まっていきました。

評価は高く、平成9年には伝統工芸品の指定を受け、平成11年にはイタリアの名誉ある芸術賞、ミラノコレクションに出品、またさらに翌年には、播州山崎藍染織を復活させた人物個人がふるさと文化賞を受賞するなど、華々しい評価を得ています。近年はクールジャパンの風潮も相まって、国内外でも注目を集めているそうです。

播州山崎藍染織の魅力は、古風な着物などだけでなく、あらゆる種類の生地物に施せる点もそのひとつです。テーブルセンターやのれん・コースター・タペストリーなどが特に売れ筋の商品となっているようで、気兼ねなく使える伝統工芸品となっています。播州山崎藍染織独特の鮮やかな藍色は、時代や種類問わず人々の心を魅了してならないといったところでしょう。

播州山崎藍染織の生産が衰えはじめたのは、江戸時代といわれています。当時の阿波徳島藩主が播州から藍を徳島に移植して、阿波藍が発展するに従い、本家播州は生産が減少してていったのだそうです。そんな中、上述のような展開にて近代に入り見事復活を遂げたのでした。播州山崎藍染織は、播州人の意地が生んだ貴重な伝統工芸といえるでしょう。

兵庫県播磨を象徴する
美しい藍染、しらさぎ染

兵庫県でしらさぎ染が作られていると聞けば、すぐに生産地をイメージできるという人も多いのではないでしょうか。兵庫県でしらさぎといえば、姫路が有名であるためです。世界遺産にも登録されている姫路城の別名は、いわずと知れた白鷺城に他なりません。美しい白い外壁が特徴的な城であることから、そのような愛称で呼ばれています。そしてもちろん、しらさぎ染もまたこの姫路のある播磨地域にて作られる工芸です。

基本的な技法の種類は、藍染となっています。しらさぎ染に限らず、播磨は古くから藍染が盛んな地域として知られています。とはいえ、しらさぎ染に冠された「しらさぎ」は、美しい白が特徴的な鳥に他なりません。ではいったい、どのようにしらさぎが表現されているのでしょうか。

その答えは、藍染の図柄としてしらさぎを取り入れるという方法です。たたずまい美しいしらさぎの様子、または白鷺城として名高い姫路城を描いて、播磨らしい藍染に仕上げているのです。見るからに播磨・姫路で作られた藍染に仕上がるため、土産物として重宝すること請け合いです。もちろん、いち工芸としての評価も高いため、美術品としての価値も楽しめます。堂々の兵庫県伝統的工芸品でもあり、品質はお墨付きです。

播磨の藍染は、奈良時代よりすでに有名であったと伝えられています。兵庫県播磨地域の土地が藍の生産に適しており、盛んに作られていました。それこそ、かつての将軍にも献上されるほどの上質品であったともいわれています。さらに江戸時代にも入ると、そんな藍製造を姫路藩の藩業として奨励をおこない、ますます活気を帯びていきます。

ですが、時代の流れもあり、明治時代には一度途絶えてしまいます。そんな中、落ち着いて豊かな生活が送れる昭和後期頃に入り、再度伝統を復活させる試みが開始されたのです。その一環として誕生したのが、昭和44年に完成されたしらさぎ染です。播磨のシンボルを加えるしらさぎ染め技法自体は新しいですが、伝統の藍染がベースとなっていることに違いはありません。味わいのある、深い美しさが楽しめるでしょう。

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