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着物買取業者ランキング【おすすめ3選】

無形文化遺産にも登録されている
日本を代表する織物「越後上布」の特徴

新潟県の魚沼市と言えば、やはり世界的にも有名なコシヒカリの産地として知られておりますが、実は米どころという以外にも昔から色々と魅力的な文化財が多く存在しております。特に1955年に重要無形文化財に指定された越後上布は、新潟県を代表する文化財になっております。昔から越後上布は重要な扱いを受けており、平安時代には、宮廷に納める最高級の織物となっておりましたし、戦国時代には、あの上杉謙信が朝廷にプレゼントするなど権力者への贈答品として人気がありました。

今から60年以上も前に重要無形文化財に指定された越後上布が近年、更に注目を集め始めたのは、やはり2009年にはユネスコの無形文化遺産保護条約に登録された事が関係していると思われます。この無形文化遺産とは、世界遺産の認定を行っているユネスコという国連専門機関によって認定されております。世界遺産は、ご存知のように遺跡や建造物などの形のある不動産などが対象になっているのに対し、無形文化遺産は、技術や知識、慣習などの形の無い文化が認定されます。越後上布は、この無形文化遺産保護条約の人類の無形文化遺産の代表的な一覧表に登録されたのです。現在でも越後上布は、東の越後、西の宮古と呼ばれている日本を代表する織物として世界的な人気を博しております。

この越後上布がどのような織物なのかというと、とにかく卓越した技術と経験が無いと作る事ができない織物であるという事です。越後上布は、すべて職人による手作業でのみ作られており、まとまった数を作る事ができません。そのため、非常に希少性の高い布になっております。非常に工程が多く難解な部分も多いために、なかなか職人が育たないというのも希少性の高い布になってしまっている要因です。年間でわずか50反弱しか生産できない越後上は、その大半が注文販売になっており、小売店で見かける事はありません。現在は、後継者の育成事業が進んでおりますので、徐々にですが若い芽も育ち始めておりますが、一人前の越後上布の職人が増え、市場に出回るようになるにはもう少し時間がかかりそうです。

着物文化のある越後エリアで
人気のきもの絵巻館で十日町明石ちぢみを学ぶ

きもの絵巻館は、伝統工芸作家の吉澤与市さんコレクションしていた工芸品であったり、和装小物などが数多く展示されています。単に展示しているだけでなく、十日町市で制作した着物を中心に販売もしています。この吉澤与市さんは、吉澤家の二代目として活躍し、古くから着物の街の十日町市で活躍してきた方です。歴史的に見ても価値のあるコレクションは必見です。あわせて美味しいお茶菓子を楽しめるお休み処なども併設されておりますので、落ち着いた空間でゆっくりと十日町市の誇る着物を堪能する事ができます。

また、平日限定にはなりますが、十日町市の吉澤織物にて製作している伝統的工芸品の十日町明石ちぢみを製作している所を見る事ができる工場見学などもあります。残念ながら日曜日と祝日は工場見学は行っていないのですが、十日町明石ちぢみの製織を伝統工芸士の方がわかりやすく説明してくれますので非常に人気があります。

きもの絵巻館では、色々な着物が展示、販売されておりますが、やはり十日町明石ちぢみが人気となっております。この十日町明石ちぢみは、19世紀の終わりごろに京都の西陣の夏用の反物の見本をベースに、十日町透綾という織物の技術を応用し作られました。現在の十日町明石ちぢみになったのは改良に改良を重ねられた明治中期からです。十日町明石ちぢみは、これまでなかった独特な清涼感のある着物として認知され、夏用の着物として最たるものになりました。

きもの絵巻館は、新潟県十日町市寿町3-2-15にあります。営業時間は午前9:30から午後6:00となっております。アクセス方法は、お車できもの絵巻館を訪れる方は、六日町インターチェンジから20分か越後川口インターチェンジから30分がおすすめです。お車で訪れる方が多いという事もあって、大型駐車場を完備しているので安心です。電車で訪れる場合には、JR東日本の飯山線と北越急行のほくほく線が乗り入れている十日町駅から徒歩10分程度とアクセスは良好です。

新潟の芸妓文化の危機
柳都振興株式会社の新たな試み

新潟の芸妓をご存知でしょうか?芸妓とは、お酒の席でお客さんをもてなしてくれる女性の事です。京都の芸妓さんなどと同じような意味合いと思って間違いありません。色々な芸のテクニックが必要になりますので、しっかりとした修行が必要になります。一人前の芸妓さんになるまでに7年から8年くらいかかっています。

新潟には古町芸妓という、新潟県新潟市中央区古町を拠点とする芸妓さんがいまもなお現存しております。古町芸妓は、従来の正統派といわれる50代から60代の古町芸妓さんと都振興株式会社に所属する古町芸妓さんがいます。正統派の芸子さんを姐さんというのに対して都振興株式会社に所属する古町芸妓さんを柳都さんと呼んで分別しています。京都の舞妓さんは、実は見習いの方を総称する言葉であって一人前になると芸妓と呼ばれるようになります。これに対して新潟の古町芸妓さんの場合には、見習いを振袖、芸妓さんを留袖と呼ぶようになっておりますので混同しないように注意が必要になります。

古町芸妓さんの歴史は古く、起源は1616年の新潟遊女になっております。その後も昭和の初期まで高い人気を誇った古町芸妓ですが、第二次世界大戦などに女子挺身隊員として徴収されたり、市川流市川仲子が逝去したりなど徐々に陰りが見え始めます。1983年に市川流藤間小藤が逝去したことにより市川流の系統が断絶され、古町芸妓の人数が大幅にへり、高齢化も顕著になってきました。そんな中で柳都振興株式会社が、それまで古町芸妓を贔屓にしていた財界人などの出資により誕生しました。

柳都振興株式会社のお座敷遊びでは、これまでのように格式の高い物ではなく、一見さんなども楽しめるように間口が広がっています。観光客の方や主婦の方、お友達同士などで気軽にお座席遊びができるのが柳都振興株式会社の芸妓になります。一人前になるまでの時間がとてもかかる事と、後任の育成に戸惑っていることなどから、近い将来に消えてしまうように懸念されている新潟の芸妓文化ですが、徐々に色々な対策が実を結んでいる最中です。ここでしか味わう事ができない文化を体験するのはいかがでしょうか?

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