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沖縄県独特の風合いが楽しめる
読谷山花織

読谷山花織は、沖縄県は読谷山に伝わる伝統工芸品です。沖縄ならではの歴史や、素朴さ、あたたかさが表現された独特な織物となっています。とにかく目を引くのが、入念かつ複雑な製造工程でしょう。通常の染め物や織物も複数の工程を経て仕上げられますが、この読谷山花織は比でありません。

まずは、意匠設計についてです。経糸と緯糸で図案作成をおこないます。この図案ひとつとっても、湯通しや糊付け、絣くくりなど工芸品といって過言ではない多数の工程を経て作られます。糸の段階から余念がないところは、さすが伝統工芸に認定される技法といったところです。

他にも、冷染と煮染からなる染色や、読谷山花織ならではの柄を表現していくための製織準備、そして作品仕上げ、検査という段階を踏んではじめて沖縄県の風が感じられてならない独特の読谷山花織は仕上がります。

読谷山花織の独特さのもととなっているのが、幾何学模様で表現された沖縄らしい柄です。銭花・扇花・風車花といったテーマを、四角形の組み合わせだけで表現します。

またそれぞれには、意味もこめられています。銭花は、お金をかたどった模様となっており、裕福さの象徴です。扇花には、末広がりの形状から子孫繁栄の意味がこめられています。そして風車花は、沖縄独自の、97歳になると風車を配る習慣から、長寿の願いに繋がっています。

読谷山花織は、1300年代後半から1400年代にルーツをもちます。当時、のちに沖縄県となる琉球では、大貿易時代を迎えていました。周辺諸国との交易が盛んとなり、その中で中国や東南アジアと深くつながりをもっていたそうです。そこで伝えられたのが、読谷山花織のルーツとなる絣や浮織の技法です。以後、琉球王府時代に完成され、現代の沖縄県読谷に受け継がれています。

ですが、常に発展を遂げ続けたわけでもありませんでした。時代の流れや戦争の影響により、一時は忘れ去られ、幻の花織とも呼ばれていたそうです。ですが、1964年に愛好会にて復刻され、堂々の伝統工芸品の認定を受けるまでになりました。沖縄県民の情熱と思いが詰まった、無二の織物となっています。

東南アジアの風感じる
さわやかな伝統的織物、沖縄県琉球絣

琉球絣は、名称の通り絣の染め技法で作られる織物となっています。ですが、琉球の文字が冠されるだけあり、やはり沖縄県独特の風合いが感じられてなりません。個人で楽しむも良し、おみやげ物として大事な人に渡すも良しと、役立て方はさまざまです。

絣模様は、職人の手で丁寧に作られていきます。まず、図柄を計算した上で、少しずつ束ねた糸を一定間隔で締め上げます。この状態で染色を施すことにより、糸に繊細であざやかな絣模様が作られるのです。もちろんこの糸を締め上げる作業は、職人の勘と腕に委ねられています。商品ひとつひとつに、人のぬくもりが感じられてなりません。

染色には、琉球藍や福木・グール・テカチといった植物染料を使用しています。これによって生み出される色味は、何ともさわやかでなりません。シンプルな図柄や配色であるにもかかわらず、ただそれだけで沖縄県の風が感じられるところは、さすが琉球の名を冠する絣織物といったところです。またルーツを東南アジアにもっているため、どこか異国情緒も漂っています。他ではなかなか見られない、独特の風合いが楽しめるでしょう。

また目立つ特徴として、図柄も忘れてはなりません。その種類何と600にも及ぶそうで、とにかく多彩です。商品それぞれに味わいがあるので、良い意味で選ぶのに悩まされるのではないでしょうか。主には、沖縄県の自然や動植物の名前のついた図柄が多く、沖縄らしさの理由にもなっています。

この600の図柄は、琉球王府時代から伝わる「御絵図帳」に従い再現されています。製品としては、反物を中心に、手軽に手にできる小物も多数展開されています。沖縄県の歴史が詰まった、貴重な工芸品といえるでしょう。

沖縄県で琉球絣が広がりだしたのは、14~15世紀頃です。琉球王府の大交易時代に由来して、周辺諸国の技法を取り入れた織物が多岐に誕生していったそうです。中でも県内南風原地区は絣の名産地として栄え、琉球絣誕生の地ともなりました。以後、技術導入や改良を繰り返されながら、現代へと伝えられています。

かつての貴族にも愛された
沖縄県の伝統品首里織

首里とは、首里城で有名な沖縄県の地域名です。沖縄県民における交通の要であるゆいレール終着駅のある場所にして、鮮やかな赤が特徴的な首里城跡で知られています。また首里織は、事実首里城にも深く関係しています。

かつて首里王府の城下町であっただけに、王族や貴族、士族の住む街としても栄えていました。そのため、首里織は高貴な人に納めるための麗美で拡張高い織物が多くみられます。糸の段階から職人によって丁寧に作られた首里織は、現在の感性で見ても何とも高級感が感じられてなりません。

まずは意匠設計をおこない、伝統に従って図柄の原型を作成していきます。図柄には沖縄県らしさ、そして首里らしさが詰まっているためこの段階からすでにメイン作業といって過言ではありません。原材料には、絹糸や木綿糸・麻糸・芭蕉糸など出したい風合いによって使い分けます。さらに染料においても、琉球藍・福木・テカチ・シブキ・イタジイ・ソウシジュ等の植物染料を多岐に使い分け、独特の色合いを追求していきます。また近年では、化学染料ももちいられているようです。

糸が準備できたら、地綜絖通し・花綜絖通し・本筬通しという工程を経て、生地に織り上げていきます。糸一本一本を通す繊細な作業であるため、職人の腕が光ります。最後に、織り着け・機織りによって図柄を仕上げていきます。

織りの種類は、とにかく沖縄県らしさにあふれています。高貴な人々に愛された高級感ある首里花倉織や首里花織、男物官衣として親しまれた首里道屯織、手結の技法で絣の風合いが色濃く表現された首里絣など、とにかく多様です。特に注目すべきは、首里絣でしょう。沖縄の特産に違いありませんが、実は絣そのものの原型になった存在ともいわれています。現在では全国で親しまれる絣の、源流かもしれません。

首里織の起源は、14~15世紀といわれています。アジア諸国より入ってきた交易品の中にあった織物技術に始まり、独自の進化を遂げていきました。名称については、昭和58年の通産省伝統産業法指定申請時に名付けられたそうです。工芸の宝庫と名高い沖縄県における代表的工芸品の一角であるため、土産品としても人気があります。

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