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反物買取業者ランキング【おすすめ3選】

実は反物の方が仕立てた着物よりも高く売れます!

反物とは着物に仕立てる前の生地のことです。
大抵は、大人一人分の着物を仕立てるのに必要な一反(約12m)×幅約36cmのサイズでロール状に巻かれています。着物になる前の状態なので自分のサイズに仕立てることもできますが、普段から着物を着ている人でないとせっかく仕立てても意味がありませんよね。それに着物はその人に合わせたサイズで仕立てるため、一度生地にハサミを入れてしまうと、どんなに高価な反物でも価値が下がってしまいます。
例えば身丈155cmで仕立てた着物は、その前後10cmぐらいの範囲の人しか着られませんが、反物だと色んな体型の人に合わせられるため、中古市場でも高く売れます。なので、譲り受けた反物があるけれど、今後着物に仕立てる予定もなく処分に困っているという場合は、反物を買い取ってくれる着物買取業者に売却することをおすすめします。

どんな反物が高く売れる?

高く売れる反物といえば、やはり正絹(しょうけん)でしょう。
正絹とは絹100%のことで、表記に「正絹」「絹100%」「シルク100%」などと書かれていれば間違いありません。持ってみるとずっしりとしており、絹の密度を表す「匁(もんめ)」の数字が高いほど厚みがあり高額査定になります。尚、シルクというと手に吸い付くようなサラサラとした光沢生地が思い浮かびますが、中には紬糸で織られた光沢がなく地味な色味のものもあります。表記も真綿(まわた)と書かれているので一見、綿でできた安い反物だと思ってしまいそうですが、真綿は木綿ではなくれっきとした絹ですので高額査定が期待できます。

反物の素材と買取について

正絹(しょうけん)
蚕(かいこ)が作る繭から製糸した絹糸を用いて織られた高級織物です。美しい光沢と吸い付くように滑らかな肌触りが特徴で、持ってみるとずっしりとしています。また、大島紬や結城紬などの生地の端には産地と品質の証である証紙が付いており、証紙付きの正絹の反物であればどこの業者でも高価買取してくれるでしょう。しかし最近では、プロの目も欺くほど正絹にそっくりな化繊の反物も出ているので、証紙が無い場合は一度買取業者に査定してもらうことをおすすめします。
木綿(もめん)
綿(コットン)から織られた綿織物です。絹のような光沢はありませんが、しなやかで柔らかな触り心地です。ちなみに先述の真綿は繭を引き伸ばして作った動物性繊維のため、植物性繊維の木綿とは素材が全く違います。真綿は結城紬を代表とした高価な絹織物ですが、綿織物はリーズナブルな普段着用着物や浴衣に使われるため、業者によっては買取できない場合もあります。しかし木綿全てが安いわけではなく、中には有松絞りのような伝統工芸品もあるため、一概に値段が付かないというわけではありません。
化繊(かせん)
ポリエステルなど石油由来の素材からできている化学繊維の織物です。安価ながら最近は品質が上がっているため、まるで絹のように滑らかな肌触りと光沢を持つ物もありますが、残念ながらほとんどの業者で買取不可となっています。しかし、業者によっては正絹の反物数点とセットであれば買取してもらえるケースもあるので、問い合わせてみる価値はあります。
ウール
羊毛から織られた織物で、戦後から昭和中期頃にかけての普段着として重宝されました。しかし現在は洋服が普段着になり、着物は婚礼などの特別な日にしか着られなくなったため、ウールの反物は需要がなく、こちらも買取不可になっていることが多いです。でもだからと言って諦めず、正絹以外の反物も買取できる業者に一度問い合わせてみると良いでしょう。状態が良くて人気があるデザインであれば、いくらか値段が付くケースもあります。
上布(じょうふ)
植物の麻から織られた麻織物で、主に夏の普段着用和服に使われます。その名の通り上等な布という意味で、上質な麻糸と高度な技術で織られているため、昔は上納品として幕府へ献上されていました。カジュアル着物に使われる反物ですが、重要無形文化財に指定されている越後上布や宮古上布など非常に高価なものも多く、高額査定が期待できます。

反物の買取相場とは?

反物は仕立て済の着物よりも査定が難しいため、これといった買取相場を出すのは難しいです。
しかし、保存状態が良くてシミや臭いなどがなく、証紙も付いている本場大島紬や本場結城紬なら2万円~5万円以上は期待できます。上布の最高級品である越後上布であれば10万円以上の値が付くこともあるので、まずは反物の査定ができる着物買取業者へ問い合わせてみましょう。
また、木綿や化繊、ウールなどの安価な反物であっても、デザインが良ければリメイク素材として買い取ってもらえる場合があるので、処分する前にまとめて査定してもらいましょう。特に木綿は、ものによっては思いがけない値段が付くケースもあるので侮れません。

反物をできるだけ高く売るコツとは?

反物を高く買い取ってもらうコツは、
①保存状態を綺麗に保つ
②反物の価値がわかる業者へ依頼する
この2点だけです。

まず買取の最低条件として、カビやシミ、変色、臭いが無いもの。そして証紙が付いていること。この条件をクリアしている反物であれば高額査定になる可能性が高いです。証紙が無い場合は、たとえ高級な反物であっても数百円~数千円の価値になってしまうことがあるので、査定を依頼する前に必ず確認しておきましょう。

そして次に重要なのが、反物の価値をきちんと見分けられる業者へ依頼することです。特に正絹や上布は高価な反物ですので、実際に鑑定してもらい、価値を把握しておくことをおすすめします。ちなみに何でも売っているような街のリサイクルショップではなく、着物専門の買取業者へ依頼しましょう。質屋でも鑑定はしてもらえますが、質屋は元々預かった品物を担保(質草)に現金を融資するお店です。なので、よほど状態と質の良い反物でない限りは高額になる見込みは少ないでしょう。

また、最近ではオークションやフリマアプリなどのインターネットサイトを利用して、個人間で売買する方法もあります。買取業者は買い取った品物を転売することで利益を出しているので、どうしても儲けを出す分個人間の取引より安くなってしまいます。そのため、どうしても〇万円以上でないと売らないと決めている場合は、買取業者よりもオークションやフリマアプリに出品した方が良いでしょう。ただし、当然その反物の価値を見極めて、落札される価格を決めるのは自分ですのである程度の知識は必要です。全く知識がなくても売ることはできますが、大抵の購入者は良質な着物を安く買いたいと思って探しているので、詳しい説明のない高価な反物を即落札する人は中々いないと思います。そのため、運が良ければ希望額で即売れますが、何ヶ月もかかって売れたり、値下げしてようやく売れたりといったケースが大半です。

また、個人間の取引で最も注意したいのがクレームや返品トラブルです。よくあるのが、シミなどの傷みはなくても臭いがしみ込んでいて返品を求められるケースです。自分では気にならなくても、購入者からすると臭いがきついと思われることはよくあります。それで返品対応するのは非常に面倒ですし、中には催促しても入金が遅い、落札してからキャンセルしたいなどのトラブルに見舞われることもあります。ですので、化繊やウール、正絹だけど状態が良くない反物はオークションやフリマアプリで売った方が値段が付くのでお得ですが、上質な反物は着物買取業者で買い取ってもらうことをおすすめします。