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着物買取業者ランキング【おすすめ3選】

栃木県に伝わる
高級絹織物、結城紬

日本に広くみられる紬文化ですが、中でも代表格といえるのがこの結城紬です。無撚糸を使うことにより、軽くてあたたかい質感が表現されています。また絣くくりが定番となっており、風合いとしても柔らかいです。和服は何かと堅苦しい印象がつきものですが、結城紬で作られたものに関しては、気軽に楽しめることでしょう。

伝承としては、栃木県小山市、そして茨城県結城市周辺に広く伝えられています。茨城県に結城の文字が入るため、栃木県以上に本格的であるように感じられるかもしれませんが、決してそうでもありません。栃木県もまた大きく発展に貢献しており、今なお外せない生産地です。その理由として、絹川と称された茨城県鬼怒川に対し、栃木県側もまた絹村、桑村といった地名が使われたという歴史を有しています。

結城紬のあたたかい印象は、仕上がりのせいだけでもありません。手紡ぎ糸で作っていることもまた、影響していることでしょう。まず、蚕の繭を煮込んで柔らかくしたのち、専用の機械を使いながら指先を繊細に使い紡いでいきます。1反分紡ぐのに、約2~3ヵ月もかかるというのですから、職人への尊敬の念が抱かれてなりません。のち、墨付けや本染めを経たのち、実際の紬製品へと仕上げられていきます。

高級織物であるため、着物や帯に使われるのが一般的です。ですが近年では、コースターや小物入れなど、親しみやすい商品作りをおこなっている業者もみられるようです。本格的な紬織物ですが、若者が興味をもってもきっと楽しめることでしょう。

結城紬は、常陸国にて古代から織られ続けていました。ですが実際に結城紬と名付けられたのは、室町時代末期の結城地方といわれています。長い歴史を有することから、独特の呼び名も少なくありません。前述の絹村や桑村に加え、染色業者を紺屋、問屋を縞屋といった具合に呼んでいます。紺屋は、元来藍色の染色が主流であったことから、そして縞屋は、縞柄が多くみられたことからこのように名付けられたそうです。歴史深い織物だけに、日本の良さを再確認できるのではないでしょうか。

高級木綿の代名詞として名高い
栃木県の真岡木綿

真岡木綿と書いて、「もおかもめん」と読みます。栃木県に伝わる木綿技法となっており、高級感ある風合いが現代でも広く好まれています。その理由には、職人の心が伝わる製造技法にあります。ひとつひとつ手作業で生み出されており、丹精込めて仕上げられているそうです。綿花栽培にはじまり、紡ぎや染め、織りまでいずれの作業も余念がありません。中でも、「晒し」と呼ばれる加工が優れていることで知られており、他の木綿と比べても、丈夫で質が良く、肌ざわりが良い印象です。

さらにそんな真岡木綿の品質は、トップクラスといっても過言ではありません。もちろんそこには、理由があります。現在もなお、織物業界では浴衣や手ぬぐいに使用する上等な生地のことを、「特岡」と呼びます。そしてこの「岡」は、紛れもない真岡の岡であるそうです。真岡市で作られた真岡木綿でないにもかかわらず「特岡」という言葉が使われるのは、真岡木綿が上質な生地の代表格であることの表れといえるでしょう。このことからも、真岡木綿が全国有数の上質生地であることが窺えてなりません。

伝統的な真岡木綿ですが、近年では現代的な製品への活用も目立ちます。昔ながらの着物はもちろん、財布やしおり、コースター、さらには洋風ドレスにまで採用されているほどです。特岡の品質が輝くのは、和服のジャンルだけに留まらないのです。形状はもちろん、染めも自在におこなえるため、どの商品も何とも個性的です。

真岡木綿の由来は、古くから製造が盛んである栃木県真岡市の市名となっています。同市、そしてその周辺では、古くから綿の栽培が活発であり、それを木綿づくりに活かしたことから始まったのだそうです。前述の晒し加工技術も影響し、織物の盛んであった江戸時代より広く好まれ始めました。それこそ、当時の木綿問屋がこぞって真岡木綿に注目し、仕入れ高の約8割を占めたほどであったと伝えられています。今も昔も最高級の木綿生地として名高い真岡木綿は、現代の感性でもきっと魅力的に感じられることでしょう。

栃木県の名産品、上質にして履きやすい
栃木の桐下駄

栃木の桐下駄は、その名の通り栃木県に伝わる下駄です。下駄と聞くと古くさく単純な存在に思えるかもしれませんが、決してそうでもありません。土台部分や鼻緒、塗り、彫りなどさまざまにこだわる部分があり、それにより独自の味わいが生み出されます。栃木の桐下駄は、数ある下駄製品の中でも県の伝統工芸品に数えられるほどの評価を得る代物です。着物を着るときはもちろん、ふだんのおしゃれにおいても、きっと重宝できることでしょう。

特長は、栃木の桐下駄の名前の通り、素材のメインが桐である点です。桐には独特のあたたかみがあるため、じかに履くことの多い下駄の材料としては最適な印象です。また軽い素材であるため、長時間履き続けても疲れにくいところが嬉しく感じられます。中でも北関東一帯でとれる野洲桐は、質が高いことで有名です。

服と比べると、足元の一点のみに焦点を当てた小さな存在かもしれませんが、種類は多種多様です。桐の質感をそのまま活かしたものから、別の素材を合わせたもの、絵柄を描いたもの、彫刻を施したものまで、一口では語り切れない奥が深い世界となっています。充実の商品展開は全国的にも有数となっており、静岡県や広島県と並ぶ、下駄の名産地にも数えられているほどです。

また栃木の桐下駄を語る上では、歴史も特徴的となっています。江戸時代から栃木県では下駄が有名でしたが、安政の大地震で大規模な被害を受けたそうです。そんなとき、大量の灰の下から作り置かれていた大量の栃木の桐下駄が発見されて、そのまま愛用されるようになっていったそうです。ある意味、震災復興の象徴のような存在でもあったのかもしれません。

事実、出産や結婚、その他記念日など祝い事の贈り物としても重宝されています。縁起の良いものに、他なりません。シーンに合わせて、多様なデザインからベストな一点を見つけてください。伝統工芸品であることや、上質素材を使っていることも相まって、大いに喜ばれることでしょう。

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