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和服買取業者ランキング【おすすめ3選】

不要な和服を高く売るには?

和服といえば日本の代表的な文化、民族衣装ですよね。昭和中期頃までは普段着として着用されていましたが、その後洋服が普及しだすと共に、和服は主に慶事や弔事の際の礼服として着用するものになっていきました。ですが最近ではお祝いの時もスーツやドレスを着用することがほとんどなので、誂えたものの2~3回しか袖を通していない和服が沢山眠っている…なんて方は多いと思います。

では、そんな不要になった和服をどう処分すればいいのでしょう。ゴミに出すのはもったいないので、リサイクルショップや質屋に持って行く?いいえ、それだと買い取ってはもらえるかもしれませんが、高価買取になるケースは稀です。なぜなら、そもそも和服の需要が少ないため、中古で販売しても売れる見込みがないからです。また、和服の多くは絹が使われているため保管に手間がかかります。手間がかかるわりに中々売れない商品ですから、よほど価値のある和服でない限りは買い取れないのです。

しかし、和服を専門に取り扱っている業者であれば、店頭だけでなくネットオークションやレンタル、海外に向けての販路が確立されているため、価値に見合った買取をしてくれます。そして販路が多いことから、作家物やブランド物の高級和服だけでなくあらゆるジャンルの買取が可能となっています。そのため、「不要だけれど、なるべく高く買い取ってほしい。」「着物以外に和装小物などもまとめて買い取ってほしい。」という方は着物・和服買取専門の業者に売ることをおすすめします。

そもそも和服ってなに?

ここまで「和服」と書いてきましたが、「そもそも和服ってなに?着物や呉服とどう違うの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。では、和服・着物・呉服はどこがどう違うのか?実は昔はそれぞれに明確な違いがあったのですが、洋服が主流になった現代において、その違いはほとんどなくなっています。

和服
和服は文字通り、「和(日本)の衣服」という意味です。着物だけでなく、羽織や袴、長襦袢、浴衣、装束なども総称した呼び名です。江戸時代までは着物で過ごすのが一般的だったためこのような呼び名はありませんでしたが、明治に入るとともに西洋の衣服である洋服を着ることが多くなったため、それぞれの衣服を区別するべく「服」「洋服」と呼ばれるようになりました。
着物
現代では和服=着物という意味になっていますが、元来は「着るもの」、つまり衣服全般を意味していました。しかしこちらも西洋文化が入ってくるとともに、日本在来の衣服という意味で使われるようになりました。ちなみに広義で捉えると和服と着物は同じですが、狭義での着物は長着(長襦袢の上に羽織る丈が足首まである衣服)のことを指します。
呉服
呉服も現代では和服・着物と同じに扱われていますが、元来は古代中国の「呉」という国から伝来した織物のことを指していました。三国志の魏・呉・蜀で有名な国ですね。この呉から伝わった織物は、呉(くれ)+機織り(はとり)から「くれはとり」と呼ばれ、後に呉服(ごふく)という呼び名になりました。尚、現代では着物を売っているお店全般を呉服屋と呼びますが、昔は高価な絹織物を売っているお店を呉服屋、木綿や麻など庶民的な織物を売っているお店を太物屋と区別していました。そして普段着が洋服になったことから太物屋は無くなり、今では着物を扱うお店=呉服屋となりました。

つまり現代では和服も着物も呉服も、広義では同じ意味で捉えて問題ないのです。ただ、細かい違いを知っているといざ買取依頼をした際、「これは対象外だから買い取れない。」といったトラブルも回避できます。

買取できる和服と買取できない和服

基本的に買取できる和服の条件は正絹で状態が良く、サイズが小さすぎない(最低でも身丈155cm以上)あるものです。それ以外を細かく設定すると、以下が買取できる和服と買取できない和服の条件になります。

買取できる和服

女性着物
振袖・留袖・訪問着・付け下げ・色無地・小紋・紬・浴衣
男性着物
黒紋付羽織袴・色紋付羽織袴・御召・紬・浴衣
その他
帯・羽織・袴・反物・長襦袢・帯留め・草履・バッグ・かんざし

この中で、女性の正礼装に用いられる振袖・留袖、略礼装で着用の機会が多い訪問着は高価買取が期待できます。家紋が付いていても問題ありません。また、フォーマルには使用できませんが、紬もカジュアル着物としての需要やファンが多いことから高価買取の対象になりやすいです。

男性着物は女性着物に比べると需要が少ないので断られる場合もありますが、買取できるお店であればしっかりと値段を付けてくれます。浴衣もショッピングモールで売っている数千円のものなら難しいですが、竺仙などのブランド浴衣や伝統工芸品の浴衣は買取対象になります。

その他の和服や和装小物も、買取できるお店とできないお店がありますが、正絹の丸帯や袋帯はそれ単体でも買い取ってもらえます。カジュアルな名古屋帯や半幅帯は単体だと難しいかもしれませんが、着物とセットであれば値段が付くでしょう。大学の卒業式などで着用する袴も、最近はポリエステルで織られたものがほとんどなので、単体よりも振袖とセットで売却したほうが良いです。もちろん正絹であれば高額査定になります。

長襦袢は着物(長着)と肌襦袢(肌着)の間に着るインナーのようなものなので、汗が染み込みやすく未使用品でないと買取は難しいです。しかし、使用感の少ない男性の長襦袢で凝ったデザイン柄であれば、例外的に高額査定となることもあります。

買取できない和服

化繊・混紡の着物、ウールの着物、喪服、使用感のある長襦袢、肌襦袢

化繊はポリエステルなどの化学繊維の着物のことで、混紡は絹と化繊を合わせて織った着物です。化繊の着物は水に強くてお手入れが簡単、安価なので新品でも購入しやすいというメリットがあるため、中古の需要がなく買取できるお店は非常に少ないです。ウールの着物も元の価格が安いことに加えて、虫食いの被害に遭いやすいデメリットもあるため、化繊の着物より買取できるケースが少ないです。

和装の喪服に用いられる黒紋付(黒喪服)は最高礼装の着物ですが、最近は身内の葬儀でもワンピースタイプの洋装が主流になっていることや、レンタルで済ませられることもあってか買取できないケースがほとんどです。稀に喪服も買取しているお店がありますが、未使用でも良くて数千円程度と思っておいた方がいいです。

上記の買取できる和服で紹介した長襦袢と肌襦袢は、どちらも肌に直接触れるものです。そのため、新品未使用であればある程度値段が付くこともありますが、使用感のあるものだと買取できません。

尚、これらはほとんどの買取業者で買取できない和服ですが、中には正絹の着物とセットであれば買取してくれる所もありますので、諦めて処分する前に一度問い合わせてみることをおすすめします。

和服の買取相場について

和服は洋服と違って着る人の体型に合わせて誂えるため、サイズによって買取価格が大きく変わります。また保存状態やデザインによっても価格が変わるため、明確な買取相場を出すのは不可能と言えます。大まかな目安であれば、人間国宝や有名作家の作品などの価値がある着物であれば10万円以上も期待できますが、それ以外だと平均で1,000円から5万円程になります。

振袖や訪問着は、格が高いことに加えて結婚披露宴や式典、お茶会など色んな行事に着ていけることから需要があり、安くても一着5,000円~1万円、高ければ5万円~10万円程で買い取ってもらえます。

黒留袖は既婚女性の第一礼装ですので、お嫁に行く際に誂えてもらった方も多いと思います。ですが一般的に身内の結婚披露宴ぐらいしか着ていける機会がないため、高くても2万円~3万円程です。黒留袖に準ずる礼装である色留袖も、同じく最高で2万円~3万円程となります。

カジュアルなパーティーからお出かけ、お稽古事などに着ていける付け下げ・色無地・小紋は、気軽に着物を着たい人や着付け練習用に探している人が多いためある程度需要はありますが、元がそれほど高価な着物ではないため、1,000円~2万円程になります。

紬に関しては産地や市場での人気度合いも関わってくるので難しいですが、本場大島紬・本場結城紬・牛首紬・本場黄八丈などは通に人気のある着物ですので、5,000円~5万円程になります。

尚、これらは証紙の有無やサイズ、状態の良し悪しで大きく変わってきますので、あくまで参考程度に留めておいてください。