着物買取時のトラブルに注意

着物買取業者の中には、残念ながら悪質な業者も存在しています。
特にお年寄りを狙ったトラブルが多く、消費者センターへの相談は年々増加傾向にあります。
今回は着物買取でよくあるトラブルについてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

着物買取でよくあるトラブルとは

着物買取時によくあるトラブルとしては、以下の3つが挙げられます。
・押し買い
・抱き合わせ買収
・買いたたき

それぞれについて見ていきましょう。

押し買いとは、業者に無理やり買い取られてしまうトラブルです。
訪問査定などにおいて、売却を断っても買い取るまで居座ることで、根負けして売ってしまうというパターンが多いようです。
他社よりも査定額が高い、他社では買い取ってくれないなどと言葉巧みに誘導し、相場よりも安い値段で買い取ってしまいます。

抱き合わせ買収都は、着物以外の商品も一緒に買い取られてしまうことです。着物や小物だけでなく、貴金属や宝石といった高価なものを相場よりも安い査定額で買い取ろうとします。
こちらも、着物だけでは値段がつかないため、他のものと一緒に買い取らせてほしいなどと言って買い取ってしまうケースがよくあるようです。

買いたたきとは、相場よりも安い値段で着物を買い取られてしまう事です。悪意のある業者が安く提示するだけでなく、査定者の知見が無く、正しく査定が出来ずに安い金額を提示してしまう場合もあります。着物の査定には専門知識が必要なため、専門の査定人がいる業者を選ぶようにしましょう。

今回は着物買取時によくあるトラブルについてまとめてきました。
着物の査定には専門知識が必要なため、どうしても業者に頼ってしまいがちです。
しかし、正しい査定額で買い取ってもらうためにも、少しでも怪しいと思ったら断る勇気も必要です。
納得して売却できるように、できる準備をしっかりしておきましょう！