高価買取の期待できる着物の種類とは?

着物を着ている二人の女性

着物と一概に言っても種類は豊富にあります。
大きく分けると、礼装・準礼装・盛装・普段着の4種類に分けられます。
さらにフォーマルな着物の中では、白無垢・黒留袖・色留袖・振袖・訪問着などに分けられます。そして、それぞれ着物の価値が異なります。
今回は特に高価買取が期待できる着物の種類について説明していきます。

高価買取が期待できる着物の種類

着物には留袖・振袖といった種類だけでなく、生地や染め方、糸の種類によっても買取価格が異なります。どのようなモノが高価買取になるのか見ていきましょう。あくまで一般的な買取相場であるため、着物の状態等によって価格は変動しますので参考程度としてください。

友禅

友禅は日本の代表的な染色方法の一つで、彩り豊かな色彩を用いて染め上げます。
京友禅・加賀友禅・東京友禅などの種類があり、産地によっても価格は大きく異なります。
特に東京友禅は15万円以上の買取価格になることもあり、友禅の着物は非常に高価なものであることがわかります。

紬は蚕の繭から取り出した糸を使って作られた着物です。
丈夫に折られ、独特の光沢感がある作りとなっております。
中でも茨城県や栃木県で作られる結城紬の着物は、古くから高級着物として重宝されており、1956年には重要無形文化財、2010年にはユネスコ無形文化遺産リストに登録されております。
非常に高い技術で作られており、高価な買取価格が期待できます。

上布

上布は麻の中でも上質な「苧麻」と呼ばれる糸を使って作成された布です。
越後・能登・近江・宮古・八重山などが名産地として挙げられ、それぞれの産地特有の技法で作られています。
高値が付きやすく、汚れが少ないものであれば5万円前後で買取されています。

まとめ

今回は高価買取の期待できる着物の種類について説明をしてきました。
着物と言っても種類が豊富にあり、その中でもさらに価値がそれぞれ異なっております。
自宅で眠っている着物に思わぬ価値がある可能性も充分にあります!着物の価値を知るためにも、無料で査定ができる業者も多くありますので、一度査定を検討してみてください。

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